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アイキャンフハイ。
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少し前に映画化された小説です。

ノンフィクションに近いフィクション。
アジアの闇の部分を描いた小説。

性の奴隷としての生き道しかない子供たちと、
それを助けようとする日本人とNPO団体の話。




子供を売る親、
子供を買う売人、
ストリートチルドレンであり男娼であった売人、
売人をまとめるマフィア、
マフィアが経営するペドフィリア専門の店、
子供を抱きにくる先進国の人々、
黙認する政府。


とまぁ、悪の悪循環な内容でした。
『生きながら火に焼かれて』が伝統的な悪習による悲惨な現状を訴えたものだっとしたら、闇の〜はアジア圏の出来事なうえに子供を買いにくる日本人もいるのでより身近なリアルでした。

「全く何事も我々には判らぬ。理由もわからず押し付けられたものをおとなしく受け取って、理由も判らず生きていくのが、我々生き物の定めだ。」(『山月記』)

この子供たちに押しつけられたモノはあまりにも重い。

映画のほうはかなり、残酷なシーンは削られているようです。

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恩田陸『夜のピクニック』

恩田さんのは『MAZE』を読んで以来ファンですが、
いかんせん、出版のスピードが半端無くて、一時恩田陸を離脱してました。
『MAZE』のほかにも『常野物語』とかおすすめ。切なすぎてメッチャ泣ける。



しかし、この『夜のピクニック』

ぐはぁ!!

せ、青春を謳歌していなかったウチが読むのには大変キツかった・・・!

甘酸っぱいよコレ!

何この透き通った青春は!

『MAZE』の心からの謎の恐怖感も、
『常野物語』の悲しい切なさも何も無いよ!
『六番目のさよこ』をもっと透明化させた感じだよ。
買っちゃいました、第二巻。




八雲の過去が段々判明してきましたねー。

八雲の性格は、よく眠るナル(ゴーストハント)って感じです。
口がすごく達者。

三巻も買いそうな勢いだな。
なんにせよ、表紙がかっこいいんだもの。
内装、外装って大事ですね。


蒼ー、うちが乗る電車はそんなラッシュじゃないんだよ^^
ラッシュがちょっと終わったくらいの時間なんでw
以前から気になっていた一冊です。




『心霊探偵八雲』1 赤い瞳は知っている

八雲かっこいいし、心霊ミステリー好きなんだけどな、、、

どうもゴーストハントと比較してしまう・・・^^;

主人公の名字は魅力的だと思うよ。(笑)

うーん、続きは気になるけど、、、
どうしようか。



最近、また小説のラッシュが来ました。
一日ずっと読んでます。

『イン・ザ・プール』 奥田英朗



トマトが面白かったって言ってたので買ってみました。

たいへん変な話でした。

伊良部先生の神経科にいらっしゃ〜い。

そうか、

頭のおかしい人が、頭のおかしい人に相談したら、悩み事は解決するんだ。

ってことを教えてくれる小説です。
個人的には自意識過剰な女の話が好きです。

伊良部先生、ずっげーウザイwww



なんか、最近物足りないんですよねー。
若い頃は、寝る前とかに宇宙の神秘とか感じませんでした?
寝る間際に色んな所に遊びにいけたのにそれがさっぱり出来なくなりました。
もう大人だからか?
衝撃を与えてくれる本がないんじゃなくてもうそれを感じ取れる心がなくなったかと思うとちょっと寂しいです。

中島敦以降、出会ってないな、そういう本。
楽しい本は出会えるけど、衝撃を受ける本って無いな。




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